トレードテーブルに山積にされたSR。
お互いが札をこれでもか、と並べあう。
ただし、特定のSRはそこには無い。

そんな中で、希望をそれぞれ

「SR王異、甄皇后、黄月英は出ないですか?」

即、交渉決裂。
お互い広げた札をしまい込む。

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頂上決戦が映されているモニターに、ギャラリーが屯う。
今日の頂上決戦は悲哀vs悲哀、プレイヤーは何れも覇王のようだ。

ギャラリーの一人が1プレイ1プレイにケチを付け始め
周りもそれに同調する。

「悲哀使ってりゃ誰でも覇王になれんだよ」

的な発言が飛び交う。

やがて頂上決戦は終わり、次に映し出されたのは必殺の計略。

どうやら、ギャラリーの中で一番騒いでいた人の物が
映されているようだ。デッキは魏単、位は三品。

対する相手も三品、デッキは悲哀。
柵は劉表が作っており、伏兵は程?1名。周倉が入っている型。

開幕は片寄せで来るだろうなぁ・・・
序盤R夏候惇で伏兵が掘れて、相手のC張梁あたりにR郭嘉を
ぶつけられれば・・・って展開を考えている最中試合開始。

案の定片寄せ。
しかも、敵の伏兵箇所は前線にいるのがバレバレ。
札が置いてある様が解かりすぎ。

そしてそこに突撃するSRホウトク、即揉まれて撤退。

更にはR郭嘉をSR甄皇后に掘られ、R楽進との連突で即撤退。

壁に大群で張り付かれ、弓兵でマウント。
攻城されまくり、たまらず再起マスター。
難なく踊られ、そのまま力攻めで落城。

そして、一言
「だから悲哀は嫌なんだ」

何が必殺の計略なのか解からずリプレイ終了。

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プレイヤーが悲鳴をあげる。
どうやら、意図したキャラと違うキャラの計略を発動させてしまったらしい。

目をやると、その男何故か片手プレイ。何故ならタバコを吸っているから。

灰がぼろぼろぼろぼろ。

ぼろぼろぼろぼろ。

そしてまた同じ過ちを繰り返し一言。

「やってられねー」

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そんな店がホームグラウンド。

あまり良い環境ではありませんね。

余談から出す駒ですが、強くなる近道として

「強者のプレイを観戦する」

これ結構重要だと思います。

リプレイ観戦でも良いですが、札さばきが見られれば、
なお良いですね。

前置きが長くなりましたが、今日は

「5、 基本戦術を正しく認識する」

についてです。

簡単なところから順番に。

?三竦み

弓、馬、槍の三竦み、と言ってもこれは、それぞれが
上手く扱えた場合の話です。

これらが上手く扱えれば5割は達成されたような物です。
残りの5割は、特殊技、戦局の見極め、後は勝負勘でしょうか。

?特殊技

特殊技、正しく認識出来てますか?

例えば

1、手動車輪

止まっている弓兵、歩兵相手に絶大な効果をもたらします。

よく見かけるチョンボは

A、武力互角で無敵槍が出ている槍兵相手に手動車輪

凄い音が鳴りつづけ、お互いが撤退する方向となります。

B、武力がかけ離れて高い相手に手動車輪

例えばRタイシジとUC程?等です。
凄い音が鳴りつづけますが、効果はあまり見受けられません。

また、技が正しく出来るからマスターなわけではありません。
相手も使えると仮定した時の動きが行えてこそ、ですね。

互角、もしくはそれ以上の武力を持つ槍兵の側に
自軍の歩兵や弓兵を立たせておくのは危険です。

かぶせて相手の無敵槍を消した上で、援護させましょう。

2、連続突撃

騎馬の特性を生かし、相手に大ダメージを与える技です。

よく見かけるチョンボは

A、カードをただ擦っているだけ

カードから火が出ますよ。

B、相手が騎兵、且つ武力が上

連突をマスターしていない相手なら問題無いですが
されていた場合、此方が駒を損する事になります。
援護を用意しましょう。

まだまだ小技はあります。
習得すればしただけ強くなれますし、使える札も増えます。

?戦局の見極め

このゲーム、気に入った理由は将棋に似ているからです。
ランダム要素の加わった将棋ですね。

その時どうするか

次はどうするか

これらを考えて初めて試合になります。

例えばこんな状況があったとします。

1、

戦地:
平地、障害物は全て破壊後

敵軍状況:
自城をノックしようとしているC張粱、そして援護に
Rタイシジ、C張任(伏兵解除後)
他は撤退、再生中。
所持計略コスト、5前後。

凄い状況ですね。

ヴァンダレイシルバにマウント取られたようなものです。

では、上記の条件に対して自軍が以下の状況ならどうでしょう。

自軍状況:
再生したてのSR馬超、Rキョウイ、兵力はそれぞれ3分の2以上。
その他はまだ再生出来ず。
所持計略コストは5。

これなら楽にロープブレイクまで持ってけそうですね。

相手が天衣を纏ったとしても、何とかなるでしょう。

ではこんな状況では?

2、

戦地:
平地、障害物は全て破壊後

敵軍状況:
自城をノックしようとしているR夏候惇、そして援護に
Rキョチョ、手動車輪マスター。
他は撤退、再生中。
所持計略コスト、3前後。

これも危ないですね、かなり。

では、上記の条件に対して自軍が以下の状況ならどうでしょう。

自軍状況:
再生したてのSR馬超、Rキョウイ、兵力はそれぞれ3分の2以上。
その他はまだ再生出来ず。
所持計略コストは5。

白銀で駆除したいところですが、相手が悪いので、Rキョウイで
相手の無敵槍の方向を変えてからSR馬超で連突しましょう。

いずれのケースも城門に張り付いている兵に対してかぶせて
出撃するのは危険です。

護衛を始末する事が先決、と認識すれば手段は絞られます。

色々想定してみてください。

文字数がいっぱいいっぱいなんで今日はこの辺で。

次回は、デッキダイヤに関して書いてみます。

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